こんにちは♬
自爪ケア専門ネイリスト*Ayaka*です★
お客様からよくいただく質問
「爪を削る時に往復がけではなく一方向じゃないといけないんですよね?」
ネットで調べると出てくる
「往復がけはだめ」
果たして本当に往復がけがダメなんでしょうか?
いつも通り、
私の個人的意見で説明します!
まず、往復がけがダメな理由として代表的なもの
爪に負担がかかる
ですが・・・
そもそも!
自分がヤスリを使って削るときの
超重要ポイントは・・
「圧」
です。
往復がけとか一方向の前にまず
削っている時の「圧」って気にしていますか?
力をかけてヤスリを押し当てるように圧をかけて削っていたら
往復だろうと一方向だろうと
爪(爪母)に負担がかかりますよね?
で、往復がけがダメなのは「検定試験」から来ているのかな?
と思います。
検定試験ではナチュラルネイルに対しては
往復がけは絶対NG。
それは、ネイリストというのは
相手に対して行うからです。
相手=お客様(モデルさん)に
往復がけをして負担をかけることをNGとしています。
じゃぁ自分なら????
自分の爪を自分で削る。
この時にあまり「往復NG」は関係無いかなと思います。
ただ、初めにお伝えした「圧」はとても重要です。
もちろん、細かく見れば往復がけは削った断面がバサバサになっているのかもしれませんが
その後にスポンジファイルを使えば滑らかになりますし
個人で削るときは
さほど往復も一方向も気にしなくて良いのではないかな?
と思います。
実際私も自分で削る時に往復がけをすることもあります。
特に逆の手でやる時など。
ただし、チカラ(圧)をかけずに撫でるような感覚です。
一般の方が往復がけを気にするよりも
育爪の観点から見れば
私生活での手の扱いで受ける負担の方が多いと思いますので
普段からきちんと丁寧に指先を扱った上で!
優しく爪を削れば
より綺麗に整うと思います☆
このブログを書いている最中ふと、
普段みなさんはどんなことを意識して爪を削ってるんだろ〜?
と疑問に思い、
インスタグラムで皆さんにご協力頂きました!!
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たくさんのコメントありがとうございました☆
そもそものこのブログのテーマである
「往復がけ」
気にされてる方も結構いますね!
上でも書いたように
「なぜ往復がダメと言われているか」を
自分なりに理解する必要があります。
ただネットに書いてあったり
人からそう教わったから「そう」思っているのかで認識は変わりますよね✨
「爪に負担がかかる」の「どこに」「なぜ」が大切だと思います。
エメリーボードの種類
ここでヤスリの種類を軽く説明。
- 木製のもの
- ガラス製のもの
- ステンレス製のもの
- ダイヤコーティングのもの
ヤスリ=エメリーボードや爪の形については
こちらの記事に詳しく書いてますので是非ご覧ください★
どんな種類のヤスリでも良いですが
やはり自爪には「エメリーボード」という専用のものを使った方が削りやすいです。
エメリーボードは基本的に薄く作られています。
上の関連記事でも紹介している木製のものがベーシックですね。
しなりがある方が個人的には好きです。
程よく圧を逃してくれるイメージ♪
圧をかけずに削れるものが良いですね。
その圧というのも個人個人力加減は違うので
力を加えていない!と思っていても圧がかかっている可能性はあります。
では圧をかけない為にヤスリの目が粗ければ良いのか?
というとそこはまた別で・・
粗ければ粗いほど
圧をかけてなくても爪に「引っかかる」のでそれこそ「負担」につながります。
では目が細かいと・・・
なかなか削れないので「早く済ませたい」という思いが働き
力が加わりやすいかと思います。
なので自分の爪の硬さに合ったグリット数(目の粗さ)を選ぶことが
トータル的に「負担をかけない」という事に繋がると思います☆
そして削られている爪・指をブレないようにしっかり支えること♪
ちなみに木製のものであれば「削れなくなってきたな〜」と思ったら交換時期。
チェックポイントはエメリーの端っこ(持ってる部分)は多分使われていないので
新しい頃と同じ目の粗さが残っているはずです。
いつも削って使って白くなっている部分と比べてみてください♪
ちなみに(2回目)
私はサロンワークでも個人でもダイヤモンドがコーティングされている
エメリーボードを使っています♪
お客様に何千人??使ったことか・・
もう7〜8年は買い替えずに使っています。
それほどの耐久性!
ダイヤモンド エメリー Slender
〈スレンダーフォルム〉
https://www.yumi.co.jp/goei/
木製は消毒できませんが、
このダイヤモンドエメリーは消毒できるので
衛生的でサロンワークで大活躍してます☆
どんなエメリーボードであっても
それを使って削っているのは「自分」ですから、
使い方・削り方が重要だと思います。
削り方の角度
「削り終わると必ず2枚爪?になって後からベロベロが出てきてしまうので、ファイルが悪いのか削り方が悪いのか…?」
コメントに頂いたこの疑問!
これは爪の構造を理解しているとヤスリの角度も自然と理解できます。
私もネイリストになる前は
「何だ?この裏側の薄皮みたいなやつ・・」
って思ってました(笑)
余談:当時通ってたサロンのネイリストさんにその疑問をぶつけたら
「?????」スルーされたw
そんな薄皮の正体は・・・
ルースハイポニキウム!
爪の裏側にある薄い角質です。
だから二枚爪じゃないですよ〜
要するに、ヤスリが爪に対して満遍なく当たっていなければ「バリ」として残ります。
で!
サロンワークとかプロのネイリストなら
エメリーのみでバリを出さずに上手にファイリング出来る事を求められますが
自分で削るならヤスリの角度気にしなくても良いんじゃ無いかな?
と思ってます。
爪を理解していない状態で「角度」を気にしていると
削らない方がいい箇所まで削る可能性が出てきます。
それが爪の折れやすい原因になることも・・・。
セルフで削るときに本格的な正しさは求めなくてもいいかなーと思います。
それこそネットで調べると出てくるので、
角度がどうとか、ヤスリは45度とか。
それって自爪の形とか構造を理解した上でないと難しいんですよね。
理解していない状態で「45度」ってそれまた難しい!
だったら、
バリが出たらスポンジファイルで取ればいい♬
自分できちんと意識して削ることを続けていれば
そのうち必ずエメリー1本で
バリが出ない削り方ができるようになってくると思います☆
カットスタイル
爪の形は一般的に大体5種類
・スクエア
・スクエアオフ
・ラウンド
・オーバル
・ポイント
好みなのでどの形でも良いと思いますが
育爪であればラウンドがオススメ♪
ハイポニキウムができてネイルベッドが伸びたらオーバルもいいですね☆
自爪を綺麗の揃えるのが難しいのは「生えグセ」があるから。
指1本単位で左右対称な指・爪はまず無いので
意識的に削らないとなかなかうまく削れないと思います。
イエローライン(爪の白とピンクの境目の線)に惑わされず
先端の形を合わせていくと良いでしょう♬
長さのコツはこちらの記事をどうぞ☆
爪長さはどう決める?
爪の削り方まとめ
綺麗に削るコツは「意識して」「続けること」
毎回何とな〜く削るよりも、自分の爪を観察しながら
視野を広くして片手全体で見ると揃いやすいですよ♪
そして大切なポイント☆
- 自分の爪に合ったエメリーボードを使おう!
- 力を加えずに削る意識を持とう!
- 削る対象の指・爪を支えよう!
- 自分の爪を理解して角度を気にしてみよう!
- イエローラインに惑わされないようにしよう!
往復がけの疑問から爪の削り方のコツまで書いてみましたがいかがでしたでしょうか😊
少しでも皆様のヒントになれば嬉しいです!
Maiaでは一般の方向けに自爪育成レッスンをご用意してます☆
ブログでは育爪情報を発信していきますが、
残念ながら「一般的に」安全な方法や視点しかお伝えできません。
私の爪はこんなだけど、どうしたらいいですか?
など個別アドバイスが欲しいなーと思った方がいらっしゃいましたら、
ぜひ一度レッスンにお越しください^^
セルフ自爪育成レッスン
初心者でも分かりやすい簡単な爪の構造説明や
爪の綺麗な削り方・安全にできる甘皮処理方法など
私生活で長く使って頂ける内容となっています★
自己流で爪を傷めてしまってお困りの方、
セルフで安全に自爪を綺麗したい方、
お子様が将来深爪で悩まないように、
ママさんの受講もおすすめです♪
サロンメニュー ネイリスト講座
最後までお読み頂きありがとうございます☆
ではまた☆更新します♪