こんにちは♬
自爪ケア専門ネイリスト*Ayaka*です★
先日の記事にも書いた通り
ネイルケア技術とは
基本を習得した後が最も重要です。
まずは爪・甘皮のタイプを知ること
検定のように練習で綺麗になったモデルさんの爪とは違い
サロンワークでは「日常生活素のままの爪」のお客様がご来店されます。
🅰️甘皮(ハードスキン)が分厚いお客様
🅱️甘皮(ハードスキン)が薄いお客様
タイプはこの2つだけではありませんが
甘皮処理としてどちらのタイプの指先も、とても難しいです。
🅰️の場合
ハードスキンが硬く厚いため
何度かに分けてふやかさないと
ニッパーの時に綺麗に馴染みません。
なぜかというと
硬い状態だと残しておかなくてはならないキューティクルの部分を巻き込んで切ってしまう可能性が高いのです。
逆に🅱️の場合は
ふやかしすぎるとハードスキンが浮きすぎて処理しにくくなります。
ハードスキンが薄いことによりキューティクルとの境目も薄いため、
ニッパーを使うタイミングを見極めないとこれもまた綺麗に馴染ませることができません。
道具選びも重要
プッシャーとニッパー。
これはネイルケア(甘皮処理)をする際の必須アイテム。
(ここでのネイルケアはウォーターケアです。)
ケアの種類についてはこちらの記事をお読み下さい☆
ネイルケアの種類について。
長年様々なものを使ってきましたが
現在私が愛用しているのは
内海のプッシャー数種類とナカソネのニッパーです。
ケア専門店のためそれがメインのお仕事道具。
プッシャーは6〜7本、ニッパーは3丁くらい持ち
研ぎに出しながら良い状態のものを使って施術しています。
ネイルケアではニッパーも重要ですが
プッシャーが超超超重要。
様々な形状のものを使うことで
お客様の甘皮に(🅰️でも🅱️でもその他でも)合わせた施術をすることができます。
ネイルケアテクニック
プッシャーは金属なので
力を入れて甘皮を押してはいけません。
そもそも一般的に甘皮を
「押し上げる」「切る」というイメージが強いかと思いますが
本当のネイルケアは
『押し上げない』『取り除く』
という感じです。
ケアをしたことがない
もしくは
久しぶりにネイルケアをする爪の場合
いきなり根元の甘皮をグイグイ押すのは
シールを真ん中から剥がしているようなもの。
(端から剥がさないと剥がれませんよね?)
力を加えず
基本的にはプッシャーの重みを利用して
丁寧にルースキューティクルを剥がしていくことで
やっと「甘皮」(ハードスキン)に到着します。
キューティクル際に溜まったルースキューティクルは
ガーゼクリーンでほぼ取れますが
取りきれなかったものを
ニッパーを利用して取り除いていきます。
そこでようやく「甘皮」(ハードスキン)をどうするかになります。
切る必要があるのか
そのままでも大丈夫か。
きちんと「キューティクル」(うっすら黒い線)を残して処理していきます。
動作的には「切る」というより「馴染ませる」ような感じです。
ニッパーは手前に動かす⇅のではなく進んだ道を戻る⇆ような動きで
対象物を自ら取りにくのではなく
勝手に刃先の中にルースやハードスキンが自然と溜まっていくのが理想のハンドリングです。
Before
After
before
after
普段何もしていないの爪に対してのネイルケアは
きちんと行えばほとんどのお客様が1時間〜1時間半は掛かります。
(かつての私はケアは1時間掛からず終わると思っていました・・・)
お客様の自爪ケアを感動レベルで仕上げるには
しっかりとタイプを知りポイントを抑えて施術する事だと思います。
Maiaでは、ケアが苦手なネイリストさんや
これから自爪ケアサロンを開きたい・メニューを追加したいサロン様へのレッスンも行っております。
【通わなくていい自爪ケアサロン】
最低限の爪の知識をお客様にお伝えすれば
お客様ご本人もお子様も、ご家族も爪に悩みを抱えることを減らせます。
(正しい爪の切り方や、お子様の噛み癖等も・・)
自分のケア技術・知識で、何度もお客様に来店してもらわなくて大丈夫な様、
お客様自身にお爪のことを知って貰えるサロン・ネイリストになれば
より色んなお客様の爪を施術することができる様になります♬
(一層自分の経験値を上げる事ができますよ☆)
ケアで悩んでいるネイリストさん、お気軽にご相談ください♪
最後までお読み頂きありがとうございます☆
ではまた☆更新します♪
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