こんにちは♬
自爪ケア専門ネイリスト*Ayaka*です★
ネイリストの中でも
ネイルケア(甘皮処理)は難しい技術です。
指先はとても繊細なので
例えば一般の方が
いきなり甘皮カッターなどで切るのは
ほんっとーに危険です。
今回はネイリストさんにも知って欲しい
ネイルケアのポイントをお伝えしたいと思います。
まずはこちらを読んでおさらい。
『甘皮ってどこまでカットしていいの?』
ネイリストなら構造も理解してるし
「甘皮」が何なのかも分かりますよね。
というか、プロのネイリストからしたら
「甘皮」って何よ!笑
ってなると思います。
ひとくくりすぎて、どこのこと言ってるのか謎な
「甘皮」というネーミング。
一般的な「甘皮」という認識はきっと
ここの事
でも「甘皮」って単品なわけじゃなく、
そこそこ複雑にできています。
根元の甘皮(ハードスキン)だけでなく
本当に処理しなくてはならないのは
「ルースキューティクル」
=爪表面に張り付いている薄い膜(角質)
こっちの方です。
ルースキューティクルこそが
ポリッシュ・ジェル・スカルプの持ちに直結します。
世間一般「甘皮」と認識されている部分は
「ハードスキン」
= 硬くなった皮膚(角質)
ハードスキンのすぐ奥に「キューティクル」が存在し
中に埋まっている状態なので
ここを傷つけたら痛みを伴います。
ネイルケアで痛いと感じるのは
処理する順番が違うからです。
- ルースキューティクル
- ハードスキン
これが正しい順番です。
下の動画を参考にして頂くと、
ルース→ハードの順番がよく分かります。
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自己流でケアされてる方の多くはきっと
2のハードスキンだけを甘皮だと思っている事が多いので
そこだけを処理しようとしていると思います。
そしてキューティクルの存在を目で見ても確認できないので
知らずに傷つけて
痛い思いや出血につながるというわけです。
この「キューティクル」の存在は
ネイリストだとしても
経験を積まないと分からないと思います。
私も、サロンワーク5年以上続けてたのに
認定講師試験対策で習った際にやっと知りました。
さらには
「甘皮=押し上げる」
というイメージが付きすぎて
何の疑いもなくグイグイ押し上げている方も
いらっしゃると思います。
同じくネイリストも。
本当のネイルケア=甘皮処理は
押し上げない。
ルースが上がった後で、
キューティクルラインの形成のために
必要な分だけ軽く押す(というか広げて?)整えます。
私の経験から、個人的意見ですが
甘皮=ハードスキンの部分から
ぐいぐい押し上げることは
相当な皮膚へのダメージに繋がり
それは甘皮処理ではなく
新しく生えてくる爪へ
刺激を与えているようなもの。
爪の根元も黒ずんじゃう💦
それを続けていると
キューティクルライン(肉の部分)が
ぐわぐわ?ガバガバ?カパカパします。
キューティクルラインに「ポッケ」を作るのとは
全く別物の状態になります。
理想的なケアは
キューティクルラインがピタッと爪に沿っていること。
キューティクルラインが浮いている状態なら
注意が必要。
冒頭でもお伝えした通り
指先はとても繊細な部分です。
「優しく」
「力を入れていない」
つもりでも、
その『感覚』は人それぞれ。
本当のネイルケアは
力が要りません。
爪を綺麗にするという目的なら
ダメージになるような事はしないほうが良いです。
そこで、
おすすめの手順はこちら ↓ ↓
【ネイリストさん向け】
- 力を入れずにルースをプッシュバック・プッシュアップ
- ハードに到着したらキューティクルラインを形どり
- ニッパーでルースとハード、それぞれつなげる
ケアが正しくできるとポリッシュ・ジェル・スカルプの持ちも上がるし
何よりお客様の満足度が変わります。
その日その場で爪の形を変えられる(ケアで爪を変える)のは
ネイリストの技術次第です。
【素人さん向け】
- 力を入れずにルースを上げて
- ハードに到着したらルースをガーゼクリーンする
特に素人さんは専門知識が無い、
またはネット情報での自己流が多いと思うので、
ご自身の指先を守るためにも無理は禁物です。
「爪」と単体で考えずに
身体の一部だという認識をもって大切にお手入れして下さい♫
正しいネイルケア・甘皮処理は、
本来の目的である
「健康的な爪・指先にする」事ができますので
うまくいかないな〜という方は
やり方を見直してみて下さいね☆
ネイルスクールやセルフレッスンでは
技術を正確にお伝え致します♪
自爪育成の考え方などもお話していますので
ケアがうまくできない方はぜひ受講してみて下さい♬
最後までお読み頂きありがとうございます☆
ではまた☆更新します♪