こんにちは♬
AuthenticNailCare®︎主宰
自爪ケア講師の*Ayaka*です☆
最近SNSなどでもよく目にする
「ネイリストの働き方」
収入の柱を増やす事を意識している方も少なくないのではないでしょうか。
さて、今回はそのネイリストの働き方の本当の意味を書いていきたいと思います!
ネイリストとは?
まずネイリストとは資格がなくても出来る
言ってしまえば誰でもなれる職業です。
JNAやJNECなど資格はありますが絶対に持っていないといけない訳ではありません。
ネイリストになるきっかけは様々かと思いますが、
ネイリストになろうと思ったらまずはネイルスクールですよね。
そしてネイルスクールを探すと大体JNAやJNECの検定対策コースが主流となっているので、必然的にその道を辿る方が多いと思います。
私もそうでした。
でも実際これは「そうじゃなくてもいい」ことですよね?
ネイルスクールでは資格取得をゴールにしているため
正直、教えてくれる講師次第で「技術力」がきちんと身に付くかどうかは別の話です。
そして、ネイリストになるということは
資格を取ることとイコールではないので
資格を取得したとしても
その後のサロンワークで何をしていくかの方が重要なのです。
いざ検定資格を取得して、サロンで働くようになっても当たり前ですが即戦力ではないので
トライアンドエラーを繰り返しながら実力をつけていくしかありません。
よく「検定とサロンワークは別物」と言いますが
実際にサロンワークとは働くことであって、お給料が発生しますよね。
お客様からお金を頂きます。
ですので、そこで「自分が」「何を」提供できるかがとても重要だと思います。
デザインネイルのサロン・ネイリストであれば「爪の装飾」を提供します。
では自爪育成メニューや専門のサロンは何を提供するのでしょうか?
答えは様々かと思いますが、
私は「お客様の行動が変わること」「そのための指導」だと思っています。
指導といってもただ教えるという事ではなく「気付いていただく事」です。
ただあれこれ答えっぽいものを教えたところで、全くお客様のためになりません。
ネイリストとは、提供するメニューでその在り方は全く違うものだと思います。
ネイリストという肩書きでひとくくりに考えるのではなく
ネイリストとして自分が誰に何を提供できるのかをしっかり考えることが重要です。
サロンワーク「収入の柱を増やす」こととは?
冒頭にも書いた通り、ネイリストだけではなく「収入の柱を増やす」事は様々な職種の方達が意識していることと思います。
ネイリスト業界で見ると
「ずっと施術ができるのか…」
「このままネイリストを続けてていいのかな…」
「ネイリストになってみたけど本当にやりたい事なのか…」
などなど、意外とネガティブな想いを持っている方も少なくありません。
そこでよく目にする「ネイリストが収入の柱を増やす方法」として
デザインネイルを提供しているサロン・ネイリストが育成メニューを導入したり、講師業を始めるというのがあります。
ここで重要なのが、収入の柱を増やすために育成メニューを導入したり講師をするということは、本当にそれは自分のやりたいことなのか?
収入の柱を増やすためだけに導入した育成メニューに来られたお客様を考えたら…どうでしょう。
収入の柱を増やすためだけに講師業を始めてそこに習いに来る生徒さんを考えたら…どうでしょう。
育成メニューを提供できるほどの実力(技術力・知識力・伝え方)が自分に備わっているのか?
講師として教えられるほどの実力(技術力・知識力・伝え方)が自分に備わっているのか?
育成講座を受けたり、講師としての講座を受けることと
それを提供できるレベルになるかどうかは別の話です。
お客様の自爪育成をお手伝いするなら、まずは自分が自分の爪・指先・手を使いこなせる術が血肉化されていることです。
自分に出来ていないことをお客様にお伝えすることはできません。
ですので「ケアだけで」とか「ジェルを使って」とかそういった事はツールでしかないので、本当にお客様にするべきことというのはネイリスト自身の脳みそをお客様にお貸しすることです。
だから、自分が出来ていなければそれをすることはできないのです。
また、講師としてネイリストに教えていく場合、更に注意しておかなければならないのが
自分が教えられる程の実力を備えていることに加えて、生徒さんがなぜ出来ていないかの問題点・改善点を見つけて、解決策を伝えられるようにならなくてはなりません。
ただ方法やメソッドみたいなものを教えても、
生徒さん本人やその先に届くお客様にも意味がありません。
どちらの場合でも、とにかく自分が出来るようになることが大前提です。
技法やメソッドの話ではなくて、ネイリストが自分自身で経験することが重要なのです。
お客様や生徒さんを変化させる前に自分が変わらなければ
いくら働き方を変えたところで、真のモヤモヤが消えることはないのです。
そもそもネイリストをしている意味は?
冒頭にも書いた通りネイリストは国家資格ではないですし、比較的簡単になれてしまう職業です。
サロンに勤めず(サロン経験を積まず)に初めから自分のサロンで施術をすることも出来ます。
(その場合はしっかりと技術力をつけておく事が大事なので習う先を慎重に考える)
サロンを自分でやろうと思えば自宅の一室を利用して開業することも可能で、そのハードルは低いですよね。
そもそも!
ネイリストを目指し、ネイリストをしている理由を明確にしているネイリストってどれくらいいるんでしょうか?
もちろん、ネイリストという職業に憧れていて、夢を叶えるためになった人もいるでしょう。
ですが、中には「やりたい事もないしネイリストなら出来そう…」と思ってやり始めたような方もいるんじゃないでしょうか。
実際、私は後者です(笑)
で、ここで大事なのが仕事とは何かをきちんと理解しているかどうかです。
仕事とはお金を稼ぐ・収入を得る事ではなく
「自分が本当にやりたいことで、人の役に立つこと」です。
ネイリストの仕事の中でもタスクはいくつもありますが
その中にひとつでも、本当に自分がやりたい事ってありますか?
ちなみに私は何となくネイリストになりましたが、やっていく中で「自分の本当にやりたいこと」が含まれていることが分かりました。
そして存分に能力(才能)を発揮していたんだと、過去を振り返るとよく分かります。
ネイリストを志した動機は何だって良いんです。
大事なのはそこに自分が
本音でやりたいことが存在しているか
それを自分が自覚しているかどうか です。
それをはっきりさせていない状態では、ネイリストとしてやっていく不安やモヤモヤは消えません。
実際に、私のコーチングセッションを受けてくれた知人は「ネイルが好き!」「お客様が大好き!」だと思い込んでいたことに気付き、手放した途端ガラッと世界を自ら変えていきました。
モヤモヤしている人は、ネイリストの仕事として自分が誰に対して何をしていて、それが自分の本当にやりたいことなのかをを書き出してみると良いですね。
思考は目に見えないので、書いて可視化することで答えが出てきやすいです。
ネイリストの働き方とは?
施術だけをしていくことは先々体力が続かなかったり、人数をこなさなければ売上は上がりません。
本当に施術自体が好きでなければいくつになっても続けたいと思うのは難しいでしょう。
少し考え方を変えて、
例えば今やっている仕事が本当にやりたいことなら、そのアイデアはどんどん生み出せるはずなんです!
収入の柱を増やすことを考えた時に、それがお金のためであるなら長続きしにくいし純粋にワクワクしてできませんよね。
本来、やりたい仕事であれば勝手に収入の柱が増えていくのではないかと思います。
自分がやりたいことで得意な事ならどんどん仕事にできますよね!
しかし自分が思う「ネイリスト」や「ネイルサロン」の在り方が固定観念としてある方は注意が必要です。
働き方を変えて、収入の柱を増やすならまずは自分が本当にやりたいことを自覚すること。
そして自分の能力でお客様の何に役立つことが出来るのかを明確にすることです。
(それが例えネイルと関係のない職業でも)
そうすれば、自ずとアイデアが浮かびそれを自分の仕事としてやっていくことが出来ます。
私がAuthenticNailCare®︎を立ち上げたのは、
そんなネイリストがたくさん増えて
本質的にお客様のお役に立てるようになったら良いなという想いからです。
自爪育成も自分でしか出来ないし、
ネイリストとしての働き方を確立することも自分でしか出来ません。
それを外側に頼らず自分自身で切り開いていくことができるネイリストは、迷いなくブレずに進んでいけます。
働き方として何か(メニューやレッスン等)をプラスするなら、自分が持っている本来の力を活かすことです。
もしくは徹底的に実力を向上させ磨き上げること!
同業他店と同じようなことをするのではなく、
自分が自分にしか出来ないことでお客様のお役に立てると良いですね♪
長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございます☆
それではまた☆更新します♪
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